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高い声を出したい!!声量を増やしたい!!

         

発声時声帯咽頭共鳴腔写真

下記に紹介するのは私の発声時における声帯及び咽頭共鳴腔写真です。撮影ははぎの耳鼻咽喉科 http://www.haginojibika.com/にて、萩野仁志医師のご協力により行われました。

これまで発声というものは、見ることも見せることも出来ないものであるため、体内感覚を様々な比喩表現や理論に置き換えることでしか伝えられないものでした。
これを目で見て確かめることにより、理解を高めるための補助が出来るのではないか?と思い立ったのが撮影のきっかけです。

以下に発声時の声帯及び共鳴腔写真と、私のコメントを紹介します。
尚、以下コメントでは萩野氏による見解とアドバイスも大変参考になりました。厚くお礼申し上げます。

※声帯写真は全て同じ距離と角度から撮影したものではありません。
手動での撮影のため、写真同士を比較した際、声帯全体が小さく見えてもカメラの撮影距離の問題だったりしますのでコメントを参考に判断されるようお願い致します。
また、私の喉は異物に対する嘔吐反射が強ためカメラが上手く入らず、思うように撮影出来ていない写真も何点かございます。ご了承下さい。


まずは三種類の地声の発声写真です。
それぞれ左側の写真が共鳴腔全体を撮影したもの、右側の写真が声帯をアップで撮影したものです。
同じ高さの音を発声していますが、共鳴腔の広さを変えることで音色を変えています。
共鳴腔を広く使えば低域倍音が強調され、狭く使えば低域倍音がカットされます。高域倍音は鼻腔でも生まれます。
音楽ジャンルや表現の種類により使い分けることができます。

地声1 最も共鳴腔を広く使い、喉を広げた発声です。
G4の音を地声で発声した際の共鳴腔及び声帯の写真です。いわゆるベルカント(オペラ)の発声です。一般的なポップスには使われません。
共鳴腔全体が広がり、大きな共鳴スペースを確保しています。共鳴腔が広いため、低域倍音が強調され太い声になります。舌根が下がり、声帯も太く厚く接触しています。


 

地声2 共鳴腔を広く使った発声です。同じくG4の音を地声で発声しています。地声1の発声と比較した際、下顎の引きを抑え、やや共鳴腔を狭く使っています。仮声帯が上に張り出した分、上下方向にも共鳴スペースが削減されています。
結果、地声1に比べ低域倍音が抑えられ、ポップスにも使われる太い声になります。


 

地声3 共鳴腔を狭く使った発声です。同じくG4の音を地声で発声しています。上顎から上に響きを持っていくようにして発声するため、低域倍音がかなりカットされ、高域倍音が強調されます。ポップスに使いやすい音色になります。地声1の発声と比較した場合、声門下圧(声帯の下から上がってくる呼気の圧力)を下げ、鼻腔の響きで声の抜けを確保します。披裂軟骨の形にも変化が見られます。
クラッシクの世界では喉詰め発声として使われないフォームです。
一般に喉詰め(喉絞め)と言われる発声は、出ない高音を苦し紛れに出そうとして首全体に力を込めることで、声帯に過剰な圧力をかけているものと考えられます。
その場合、声門(声帯の閉じ合わされる弁)に過剰な摩擦が生じることでポリープなどが出来やすい状態になってしまいます。
ですが、共鳴腔は狭く使っても声帯自体には過剰な圧力をかけないことで、声帯を痛めることなくリラックスした状態で出すことも可能です。


 

ミックスヴォイス 地声と裏声を混ぜた発声です。D5の音を発声しています。地声と比べ極端に狭い共鳴腔に見えますが、カメラと声帯までの撮影距離が離れてしまったため、余計にそう見えています。共鳴腔全体の形は地声3と似ています。
このことからもミックスヴォイスの場合、裏声の喉頭原音(声帯が震えることによって生まれる声の原音)を地声の形(軽いあくび喉)の広い共鳴腔に響かせることにより、二つの声区が混ざった感覚を体感するものだと考えられます。
ただし、声帯の閉じ方については大きな隙間はなく、息もれするような普通の裏声の声帯の閉じ方とは違うと言えます。
ミックスヴォイスを身に付けた直後は音量が下がって声の芯が弱くなってしまうケースが多いのですが、軟口蓋の裏側から鼻腔にかけて声を入れるように響かせることで地声並の音量と声の芯を稼ぐようにします。

※私が使う裏声という言葉は全ての種類の裏声の総称として使っています
ミックスヴォイス、ヘッドヴォイスといった声種は裏声の応用であり、裏声の一種と言えます。普通の裏声と言った場合には息もれのする芯のない声を指しています。


 

ヘッドヴォイス 裏声を意識的に頭部方向と鼻腔に響かした発声です。
D5の音を発声しています。(声帯アップ写真はピントが合わず撮影できませんでした)舌根を持ち上げ、口腔内のスペースも潰すことにより声を強制的に鼻腔に送り込み、硬い音色を作り出しています。
先程のミックスヴォイスと同じ音程を発音していますが、比較すると共鳴腔が極端に狭くなっており、食道側の共鳴腔は完全に潰れてスペースが無くなっています。このため低域倍音が少ないことが見てとれます。披裂軟骨の形も更に変化しています。
(今度はカメラが声帯に寄り過ぎで共鳴腔全体が見えにくくなっている)
咽頭のスペースを狭く使うにはエクササイズで鍛える必要があります。
また扁桃腺が喉頭蓋に近い位置までに下がっています。
このことは咽頭スペースを上下にも狭くする私の体内感覚と一致していることですが、萩野氏によると過去に見たことのない例であるとのことでした。
この発声から喉のフォームを軽いあくび喉に近づけると低域倍音が増えて地声のニュアンスが加わり、上記のミックスヴォイスになります。


 

ヘッドヴォイスハイポジション A5の音を発声しています。

通常のヘッドヴォイスよりも高音のため、共鳴腔は左右、上下が更に狭くなります。
特に食道側のスペースが狭められ、Vの字を描いていた先程のヘッドヴォイスの共鳴腔の形が真っ直ぐに近づいています。高音域のため声帯は引き伸ばされ、地声発声時と比較すると細く薄くなっています。
体感的にも通常のヘッドヴォイスとは違う喉のポジションで発声しているため、個人的にヘッドヴォイスのハイポジションと呼んでいます。上顎から上のみに声を響かせ、頬を上に上げ、通常のヘッドヴォイスよりも声帯の接触を薄くする感覚も必要です。
一般的テナーの場合、G5を超えるような高音域においては通常のヘッドヴォイスのフォームのままでは声が重くなり、負担が大きくなってしまいます。
このポジションにチェンジすることにより、人によってはソプラノ並のC6(クラッシックでは三点ドと呼ばれる音)前後にまで音域を伸ばすことが可能になります。


 

ホイッスルヴォイスロウポジション A6の音を発声しています。
今回の撮影で私と萩野氏が最も驚いたのがこの発声法でした。従来の文献ではホイッスルヴォイス(フラジオレットヴォイス)は
『閉じた声帯に呼気の圧力をかけることにより声帯前部の先が微かに開き、そこに呼気を通すことにより笛のような超高音が生まれる』というものでした。
しかし結果はそのようにはならず、声帯全体に微かな隙間がありました。(瞬間的に閉じたように見える時もあります)
いずれにせよ、これまでの文献とは違う声帯の使われ方です。ヘッドヴォイスの限界音に到達し、閉じてしまった声帯に息の圧力をかけるようにして発声されます。
共鳴腔はヘッドヴォイスハイポジション以上に左右が狭く、特に食道側はさらに狭くなり八の字を描く形になっています。喉頭蓋が前方に伸びるようにして倒れ、前方にスペースが生まれています。喉詰め発声においては高音発声のときに喉頭蓋が後ろに倒れて声門をふさぐ方向になることが多いのですが、ホイッスルヴォイスの時は喉頭蓋を逆に前に倒すようになっています。
声帯の振幅は肉眼では確認できず、固定されているように見えます。
もっとも、この高音域では振動していたとしても振幅スピードが速すぎて肉眼で見ることはできないと思いますが・・。


 

ホイッスルヴォイスハイポジション D7の音を発声しています。
ホイッスルヴォイスロウポジションと比較した場合、共鳴腔が左右、上下共に狭くなっており、体感的に喉の響きの場所が上に上がった感覚があります。
地声1のフォームと比較すると、同一人物の喉とは思えない程に共鳴腔の形が変化しており、仮声帯面積は半分以下に。喉頭蓋は完全に前方に倒れ、声帯自体が丸見えの状態になります。声帯の閉じ方は地声、裏声のものとは違い、全体に隙間があるまま固定されているようです。
このことは声帯自体が触れ合うことがなくとも発声可能(声帯に接触摩擦による負担をかけない)ということであり、地声、裏声といったものとは完全に異質の原理において発声されるものであるということです。
発声の原理ですが、口笛を声帯で行うかのように、声帯付近で空気の渦を作り出すことにより高音が出ているのではないかと考えられます。
ホイッスルヴォイスが他の声区と比較した際、比較的音色の個人差が少ないことを考えると、習得者全員が同じ原理で発声している可能性は高いのではないでしょうか?
ただし、共鳴腔の形や声帯の長さはヘッドヴォイスハイポジションと近いため、ヘッドヴォイスを発声しながら、にじますようにホイッスルヴォイスへと移行可能です。その際は僅かに顎を引き、上顎をややかぶせるようにして喉の出口を狭くするようにします。
もちろんヘッドヴォイスハイポジションがしっかりとマスター出来ていないと難しい話なのですが・・。
ヘッドヴォイスの延長線上にホイッスルヴォイスを捉えることでヘッドヴォイスと同じ感覚で音程のコントロールができるようになり、曲中で歌声として使用することができるようになります。
ヘッドヴォイスと関連付け無しにホイッスルヴォイスのみを出すための練習をした場合、たとえ身に付けたとしても音程のコントロールが効かないケースが殆どのようです。
一般的にホイッスルロウのポジションではピアノの6の音域、
ハイポジションでは7の音域を発声することが可能です。(個人差はあります)
ピアノの最高音を越える8の音域を発声する発声はホイッスルハイよりも更に上のポジションと考えられ、音の響きも少し変わります。
アダム・ロペスさん、ジョージア・ブラウンさんが代表的な使い手といえるでしょう。
個人的にこのポジションに挑戦してみたサンプルは
こちらになります。


まとめ

発声というのは吸気→呼気→声帯振動(喉頭原音)→咽頭共鳴→口腔共鳴→鼻腔共鳴→舌、歯、唇を使った調音。という順で生まれるものです。
これらの発声法は共鳴腔スペースの大小と綿密な関係があります。
胸に響くチェストヴォイスを発声した際は必ず共鳴腔は広く使われています。共鳴腔を狭く使って胸に響かすことはできません。ヘッドヴォイスの場合は逆にスペースが小さくなっており、共鳴腔を広く使っては頭部に向かって声が響く感覚は得られないでしょう。
低域倍音は共鳴腔のスペースを小さくすることで捨て去ることができます。
高域倍音は鼻腔でも生まれます。

余談ですが、以前某有名マイクメーカーの社員の方からこんな話を聞いたことがあります。
一般的に数多く出回るシュアーSM58型マイクの場合、音を拾う部分はマイクヘッド部分にあり、ボディ(取っ手部分)は空洞になっています。
マイクの音色はヘッド部の性能だけで決まると思われがちですが、この空洞部の容積がマイクの音色を決めるのに大きな役割を果たすそうです。
容積が大きければ低域がより強調され、小さければ低域がカットされます。
ここの容積をどの位の大きさにするかがマイクの音色を最終決定させますのでマイクデザイナーの腕の見せ所だそうです。

音色の変化や音の高低を操る上で鍵を握るのは声帯と共鳴腔の使い方であると言えます。共鳴腔を広く保ったまま高音域を出すことは、重い荷物(低域倍音)を背負ったまま山を登るのに似ています。高い山(高音域)へ登る時は余分な荷物(低域倍音)を捨て去るようにした方が負担無く、楽に(高音域へ)登れます。
何故そうなるか?については声帯振動自体のパターンを解明する必要があると思いますが、残念ながら肉眼でそれを解明することはできません。
それらについては新たな機器による検査方法が必要です。

今回の撮影で私が感じたのは、実際の共鳴腔の形と体内感覚がほぼ一致しているということです。
つまり練習次第で、人は意図的に共鳴腔の形を操れるということであり、エクササイズでそのための筋肉を鍛えることができます。
もしも体内感覚と実際の咽頭内の形に大きな差があった場合は発表をためらったと思います。その場合は自分自身も混乱してしまったことでしょう・・。
もちろん、記事自体が皆様の誤解や混乱を招く恐れも否定しきれませんが、何もしなければ何も変わって行きません。

今回の試みで私自身が追求したいのは発声の真実であり、そのためには自分自身を含めた全ての理論や考え方に敬意を払うと同時に、疑念も持ち続けることが必要だと思います。

今後のヴォイストレーニングの考え方をより良くしていくためには新たな情報を公開し、議論することは大切であると考えています。
今後の向学のためにも肯定、否定を問わず、皆様からのご意見、ご感想頂けましたら幸いです。

また、私は今回撮影した声種以外にもいくつかの声を使い分けています。
機会があれば、それらについても解明を試みたいと思います。

目で見てイメージをつかむことと、言葉による説明の両面からトレーナーの方が指導すれば生徒さんはより早く上達することが可能です。
このことは実際に私のレッスンに好影響を与えています。
さらに、一流と言われる歌手の発声時の写真をデータバンク化することが可能であれば、自分の発声時写真と比較することで、自らの習熟度を見ることでチェックすることも可能であると考えられます。
そのためには声楽家と医師が協力し合うことが不可欠であり、両者の距離を今まで以上に縮めて行く必要があるでしょう。

これまで感覚のみで行われてきたヴォイストレーニングに、新しい発見が生まれることを期待しています。

                                       DAISAKU

※写真及び付随する記事はあくまで私個人のデータです。
全ての歌手にあてはまるかどうかについては保障できませんし、上記の分析についても言えることは、あくまで肉眼で確認できる範囲でのことです。声帯や仮声帯の正確な振動パターンなどを目視で正確に測定することはできないため、証明できない事実も多々あるかと思われます。

※ポップスには絶対的正しい発声、間違った発声というものは存在しません。

どのような表現も許されるのがポップスの魅力でもあるからです。そうでなければ新しい表現は生まれなくなってしまいます。もしあるとすればすぐに喉が潰れてしまうような発声でしょう。

それですら本人が納得の上で使うのならOKになってしまいますが・・。
上記に紹介した発声法は表現バリエーションの一つであるとご理解ください。


音名・発声器官名称・声区について

音名について
本文の中で出てくる音名は、ピアノ(88鍵盤)の調律の世界での音の呼び方を採用しています。
ピアノの一番下のCをC1とし、真ん中のCをC4、一番上のCをC8と呼ぶ考え方です。声楽の世界では、ピアノの真ん中のCをC1と考えるのですが、混乱を避けるため、シンプルで分かりやすい表記を採用致しました。

本文のご理解を深めて頂くために発声器官絵図を掲載します。
記事に出てくる発声器官用語などを調べる上でご参照下さい。


 


発声器官名称

声帯 声を出す元になる左右一対の二枚の弁
正面から見ると呼吸時にはVの字に開いており、声を出す時に閉じる。呼気の流れと圧力により振動して声の原音(喉頭原音)を作り出す部位。

声門 両側声帯間のスペース部分を指し示す。

仮声帯 声帯の両脇にある部位。
地声を出す際は声帯と一緒に震えるが裏声の際はあまり震えない。
一般にものまね芸人などは仮声帯の形を変化させることで声の響きを他人に似せると言われている。浪曲やホーミーなど、声を作る発声においても積極的に形を変化させている

喉頭 声帯のすぐ上に位置する喉の一部。

喉頭蓋 飲食物を飲み込む際、気管を塞ぐフタの役目をする部位。呼吸を行う時と発声する際は上に開いている。

咽頭 喉の中全体

口腔 口の中全体

鼻腔 鼻の中全体

口蓋垂 俗に言う「のどちんこ」のこと

軟口蓋 口蓋垂の両脇の部分


発声用語

喉頭原音 閉じた声帯が呼気によって振動させられ生まれる声の原音。そのままでは聞こえない位の小さく乾いた響きだが、下記に表記した共鳴腔に共鳴拡大させることにより私達が普段聴いている声になる。

咽頭共鳴腔 喉全体の共鳴スペースを指す。

口腔共鳴腔 口の中全体の共鳴スペースを指す。

鼻腔共鳴腔 鼻の中全体の共鳴スペースを指す

調音 舌、歯、唇などを使い子音や言葉を作り出す作業のこと。

吸気 呼吸を行なう際、肺に吸い込む空気のこと。

呼気 呼吸を行なう際、肺から吐き出す空気のこと

声門下圧 声帯が閉じた際に肺から上がってくる呼気の圧力を示す言葉


声区について

低音域から高音域へと声を移行する際、音域の変化に伴い声区のチェンジを行います。この声区に対してはチェスト→ミックス(ミドル)→ヘッド→ホイッスル(フラジオレット)といった名称を付けて呼んでいます。
『何のことかさっぱり分からない?』という人でも、地声と裏声を使って歌った時点で二つの声区を使ったことになる・・。と言ったら分かりやすいでしょうか?
これら声区名称の使い方はトレーナーにより異なる上、同じ呼び名を全く違う意味で使用する人もいるなど、混乱の原因となっています。
トレーナーにより様々な意見もあると思いますが、私の場合はそれらの名称に多少意味の矛盾があっても、世間に広く受け入れられ、浸透している名称を優先して採用しています。
これらの名称には絶対的な統一見解は存在しないため、私個人の経験と知識から最も分かりやすく合理的と思うものにまとめてみました。

チェストヴォイス
日本語では胸声と呼ばれ、主に胸に声を響かせるようにして出す力強く太い声を指しますが、一般的には地声の総称として使われています。声帯が厚く接着し、仮声帯を含めた声帯粘膜全体が振動します。
自然かつストレートに出る声は力強く、厚みを持っています。地声の最高音近くでは、声を響かせるポジションを一段上に切り替えることで楽に発声することができます。これは地声のハイポジションと呼んで差支えないでしょう。

ファルセット
日本語では裏声と呼ばれる声。裏声は音域や目的とする音色により数種類に区分されます。私が普通の裏声と呼ぶ場合、声帯が完全には閉じ合わずに息漏れし、声帯周辺のみが振動する芯のない声を指します。地声に比べ声帯への負担が少ないと言えます。

以下に裏声を応用し変化させた声区を表記します。

ミックスヴォイス
ミドルヴォイスとも呼ばれます。音域的にも体感的にも地声と裏声の中間に位置する声区です。通常の裏声の喉のポジションを地声に近づけ、鼻腔共鳴を強めた使い方により、地声との音量差を無くして高音域を歌うことを可能にする声区です。

ヘッドヴォイス
日本語で頭声と呼ばれ、通常の裏声よりも意識的に鼻腔と頭部に響かせながら発声される声区です。声の芯が強く、抜けの良い音色となります。
ミックスヴォイスよりも高い音域を発声できます。
ハードロックのハイトーンシャウトやR&Bの黒人シンガーの高いファルセットと呼ばれる声はこの声区であると考えられます。
最高音付近では声を響かせるポジションを一段上に上げることで楽に高音域を発声することができます。私はこれをヘッドヴォイスハイポジションと呼んでいます。

ホイッスルヴォイス
人間の出すことの出来る最も高い音域の声区です。
口笛を声帯で行うかのように、声帯周辺において空気の渦を作り出し超高音を発声します。この声区にもロウとハイの二つのポジションが存在し、更に上のポジションも存在すると考えられます。


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参加費用  お一人様5千円 
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